第13回 根抵当権
あなたの行政書士法務事務所のドアが開いて梅宮が入ってきた。
「あ、どうも。」「久しぶりだな。こないだは世話になった。」といいながら
また漬物をくれた。
梅宮の話はこんな内容だった。
経営コンサルタントなる人物から、店の根抵当権についてアドバイスを
受けたのだが、ぜんぜん理解できないという。
「いつもそういう話は、娘が受けるからな。そこでだ。根抵当ってやつ
の基本のところを教えてくれねえか。」
娘に聞けよ、と思ったが、きっと色々あったのだろう。被担保債権から
説明することにした。
「根抵当権は、一定の範囲に属する不特定の債権を極度額の限度で担保
します。担保される債権は大きく分けて4つあるんです。」
「ひとつめは、債務者との特定の継続的取引契約により生ずる債権です。
ふたつめは、債務者との一定の種類の取引によって生ずる債権です。」
「梅宮さん、寝ないでください。」
あと2つを40字程度で記述せよ。元本、利息等の記述は必要ない。
下にある解答を見る前に、答えを書いてみることをお勧めします。
根抵当権 行政書士試験 40字記述式問題
解答例
特定の原因に基づいて債務者との間に継続して生ずる債権と、手形上又
は小切手上の請求権。(42字)(民398条の2参照)
解説
以上のような不特定の債権と合わせてするのであれば、債務者に対する
特定の債権も根抵当権の被担保債権にできることも覚えておきましょう。