行政書士 40字記述式問題集 あなたの合格を応援します!

行政書士試験の合格に必須の40字記述式問題集をつくりました。

不法行為 行政書士 40字記述式問題

第22回 不法行為


梅田のガールズバー。あの夜(第19回)以来、ナナとは連絡を取って
いなかった。久しぶりに顔を見ると思うと、微妙な緊張感があった。

店内を見回すとカウンターの中にナナがいた。客たちが無遠慮な視線を
豊かさと鋭さが混在した彼女の身体へ向けている。


少し離れた席へ座る。しばらくは話せそうになかった。が、すぐにナナが
あなたの前へやってきた。

捨てられた形になった客たちが呆気にとられた顔をしてこっちを見ている。


「女の子の誘いを断って、その後連絡してこないのは不法行為です。
よって死刑。」

「不法行為の被害者の救済は基本的に金銭賠償だ。それより、連絡しなく
ても不法行為じゃないだろ。」


「じゃ、お金払って。キズものにしたんだから。」
「だから不法行為じゃないって。ってその前にキズものにしてないだろ!」

まわりの客の視線が痛い。


不法行為が成立する要件は、民法709条に規定があるが、他にこの条文
には明記されていない要件があるとされる。

ひとつは加害行為が違法であることであるが、あと2つは何か。
40字程度で記述せよ。


参考条文 

故意又は他人の権利又は法律上保護される利益を侵害したものは、これに
よって生じた損害を賠償する責任を負う。(民709条)

下にある解答を見る前に、答えを書いてみることをお勧めします。


































不法行為 行政書士 40字記述式問題

解答例

加害者に責任能力があること、加害行為と損害との間に相当因果関係が
あること。(37字)

解説

重要度の高い基本問題。相当因果関係の立証は、被害者がしなければ
ならないことも、覚えておきましょう。

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